マレーシアのMinistry of Higher EducationとMinistry of Healthを訪問、高官と意見交換

2023年5月11日と12日に、TXP Medicalの岩元、竹田がマレーシアのMinistry of Higher Education（MOHE）とMinistry of Health（MOH）を訪問し、高官と意見交換をしました。

TXP Medical株式会社は2022年8月から「マレーシアの3次医療機関における救急医療DX実証事業」※1を行っています。この実証事業では救急車の搬送で利用する「NSER mobile」、患者向け問診システムの「TXP Self Assessment System」、病院内でデータを受け取り、電子カルテとの連携・業務支援を行う「NEXT Stage ER」の3つのシステム（NSERシリーズ）をパイロット導入しています。これらのシステムにより病院前救急診療から病院診療までを一気通貫でDXすることが可能となり、マレーシア救急診療のオペレーションの質向上への貢献が期待されています。

マレーシアの公立病院はMOHE傘下のものと、MOH傘下のものに大別されます。両方とも国の医療インフラとして救急医療を支えており、救急システムにおいて非常に重要な役割を担っています。当日は下記の方々と訪問、面会して、本プロジェクトの報告をするとともに今後MOHE、MOH傘下の病院でのシステム導入に向けた前向きな議論を行うことができました。

・Dato Prof Dr. Norzaini Azman, Deputy Director General (Academic & Development), Higher Education Department, MOHE
・Dr. Anuar Perkbangan, Medical Development Division, MOH

既にパイロット事業を行っているMOHE傘下の病院ではシステムの本格導入、MOH傘下の病院ではパイロット事業を開始できるよう引き続き進めてまいります。


※1．この実証事業は、2022年8月に採択された独立行政法人日本貿易振興機構が事務局を担う「日ASEANにおけるアジアDX促進事業（第三回）」の補助金により行われています。
txpmedical.jp/news/3RrOLWRqiM8VXjjHDppm06

マレーシアでのプロジェクト内容やNSERシリーズはこちらから
txpmedical.jp/news/61DhVAdTLNisvLsjg7ahbY