MISSION
VISION
会社概要
私たちの使命
医療データで命を救う。
私たちの目指す未来
複雑性の高い医療現場に
テクノロジーを導入し、
データに基づく意思決定を
当たり前にする。
代表者メッセージ
医療は、現場スタッフの献身的な努力に支えられています。
これは、私自身が救急外来/集中治療室という医療の最前線の現場に立って感じていることです。
日本には世界的に見てもハイレベルな国民皆保険制度がありますが、この裏側には、医療スタッフの膨大な書類業務により"実施した医療の質"を文書化する作業が存在します。結果として、疲弊した医療スタッフと、長い待ち時間とPCばかり見ているスタッフに不満を感じる患者、という現代医療を象徴する構図が生じます。
これだけの書類業務を行っているにも関わらず、目の前の患者さんの近隣医療機関での処方内容すら不明であったり、当院を受診した患者さんの最も多い症状や診断名は何か?という初歩的な内容に関してさえ、明確なデータが存在しません。
TXP Medicalの使命
このような現状を打破するために、まず必要なのは現場に寄り添った技術です。医療Alという言葉が紙面を賑わすようになって久しいですが、AI技術の役立つ場面を無理矢理探すのではなく、まずは紙のメモをexcelに書き写す、その状況を解決したいと考えています。現在の医療現場に最新のIT技術を無理に適用するのは、紙の書類の山にGoogle検索を試みるようなものです。
現場が求めているのはAI技術ではなく、まずは紙運用と同じくらい気軽に使えて二重入力の少ない記録システムであり、隣の医療機関と適切に相互参照できる信頼性の高い臨床データです。
このような真に現場に役立つデータ基盤があって初めて、医療におけるAl利用や、データに基づいた医療の質評価・政策策定が実現されます。
私たちは医療データを通じたアプローチで、命を救う医療システムの構築にコミットします。
代表取締役
園生 智弘
1985年東京生まれ 2010年東京大学医学部卒業
東京逓信病院、東京大学病院・日立総合病院で主に救急集中治療の臨床業務に従事。日本救急医学会救急科専門医、集中治療医学会集中治療専門医、米国臨床研究許可証(ECFMG certificate、東京医科歯科大学客員准教授
臨床業務の傍ら、急性期向け医療データシステムの研究開発や、救急外来、医療データベースの構築をテーマとした英語論文の執筆・指導を行う。
急性期データシステムの提供と医療データ関連事業の実施を目標として、2017年8月に自身で開発したNEXT Stage ERを中心に事業化、TXP Medicalを創業。
私たちの思い
わたしたちTXPが変えたいもの。
それは救急医療の現場そのもの、そして社会です。
その起点となるのは、「医療データ」。
わたしたちは救急の現場から、医療のための「コネクテッド・データ」を紡ぎ出します。
現在、電子カルテなどで各病院ごとに独立し、分断している医療データ。
それをつなぎ、「コネクテッド・データ」をつくり出すことは
医療連携を促進し、救急、一般の垣根を超えて、
患者さんごとの情報を持って、より適切に処置が行えるようになります。
わたしたちは救急の現場から、社会のための「コミュニティ・データ」を紡ぎ出します。
救急はまた、社会で起こる突発的な医療事象をすべて受け入れている場所。
各診療科などに紐づいておらず、ほぼ全ての患者さんは初診。
そんな救急医療の現場に特化してデータを集めることは、すなわち、生の臨床データを源泉から汲むこと。
社会と医療の実像を映し出した信頼性の高いこのデータによって、
より奥行きのある立体的な「コミュニティ・データ」が見えてくるのです。
それらを活用することで、研究や治験はもちろん、保険や医療行政などにも確かな変革をもたらすことができます。
分断された医療データを統合し「コネクテッド・データ」をつくリ、救急の現場をより良くする。
同時に、救急の現場以外では得ることのできない貴重な「コミュニティ・データ」で日本の医療と社会にイノベーションを起こしていく。
救急を入り口に、日本にまだない価値あるデータを創り、救急そのものも、社会も変えていく。
それがわたしたちTXPの事業です。
企業情報
会社名
TXP Medical株式会社
(英語表記:TXP Medical Co. Ltd.)
設立
2017年8月28日
所在地
【神田オフィス(本店)】
〒101-0042
東京都千代田区神田東松下町41−1 H¹O 神田706
【東大オフィス】
〒113-8485
東京都文京区本郷七丁目3番1号 東京大学南研究棟252室
資本金
100,000,000円
(2022年6月現在)
代表者
代表取締役 園生 智弘
事業概要
・救急・集中治療・救急隊向けの医療データシステム (NEXT Stage ERシリーズ)の開発と提供
・がん診療支援研究データシステム(NEXT Stage Oncology)の開発と提供
・医療AI技術の開発と提供
・医療データプラットフォームの構築、リアルワールドデータの解析
・臨床研究支援事業
・医療機関に対する経営支援及びコンサルティング事業
参画事業
2018年内閣府SIP「AIホスピタル研究事業」主任研究者
2022年度内閣府国家戦略特区「先端的サービスの開発・構築等に関する調査事業」
2023年内閣府国家戦略特区「先端的サービスの開発・構築や先端的サービス実装のためのデータ連携等に関する調査事業」採択
2023年内閣府SIP「統合型ヘルスケアシステムの構築」研究事業参画
2023年AMED「PHRデータ流通基盤に関する研究開発」参画
2023年厚生労働省「AI創薬指向型・患者還元型・リアルタイム情報プラットフォーム事業」参画
受賞
2020年HONGO AI 2020「HONGO AI AWARD」
2021年Infinity Ventures Summit LAUNCHPAD 5位
2021年Plug and PLAY Japan Health Batch 4 採択
2021年Blockbuster TOKYO 2021 採択
2022年経済産業省主催 ジャパンヘルスケアビジネスコンテスト2022 優秀賞
2022年第22回 Japan Venture Awards JVA審査委員会特別賞
2023年Mizuho Innovation Award 2023.1Q
2024年「KDDI Foundation Award 2023」業績賞
提携先企業
株式会社アルム
メディカル・データ・ビジョン株式会社
LINE WORKS株式会社
Apple Japan, inc.(Claris FileMaker公式リセラーパートナー)
保有特許
特許第7315165号(発明の名称:診断支援システム)
特許第7240707号(発明の名称:情報処理システム(リアルタイムデータ構造化))
特許第7179268号(発明の名称:診療情報管理システム)
特許第6902745号(発明の名称:診療情報管理システム)
特許第6820528号(発明の名称:電子カルテシステム)