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救急医療提供体制支援「COVID-19救急サポートプロジェクト」スタート 〜疲弊する救急医療現場の業務負担軽減へ時限的無料提供開始〜

TXP Medical株式会社(本社:東京都文京区代表取締役:園生智弘、以下TXP Medical)は国内のCOVID-19患者の増加に伴う、救急医療の逼迫を受けて、国内の多くの救急医療現場の支持を得る弊社2製品を利用した全国の医療機関・救急搬送体制をサポートする「COVID-19救急サポートプロジェクト」を2月8日より開始します。

「COVID-19救急サポートプロジェクト」では、弊社の提供する救急搬送効率化ソリューション「NEXT Stage ER mobile / Cloud」及び新型コロナウイルス対応セルフ問診支援システム「NEXT Stage ER 問診システム」を2021年6月末までシステム初期導入費用及び毎月の利用料も含めて無料で医療機関及び救急隊に提供いたします。

【NEXT Stage ER mobile / Cloud(利用イメージ)】

事業概要

【システムの主な機能】
・<日本初>搬送前における救急隊・病院間の患者情報即時連携機能  
・救急隊向けの患者情報音声コマンド入力機能※
・<日本初>搬送後における救急隊情報の電子カルテ連携機能※
※TXP Medicalが自社開発したAI技術等を利用

また、救急隊から届く情報は、症状/発熱の有無/SpO2低下を含むのでコロナ疑いの患者の一次トリアージおよび搬送先選定の短縮に役立ちます。


【期待される効果】
導入によりこれまで紙と電話で実施していた、救急隊と病院との情報共有をデジタルで代用し、救急隊・医療機関の業務負担軽減に貢献します。
・救急隊と病院間の患者情報連携の円滑化
・患者情報連携円滑化によって、搬送先決定までの時間短縮(=現場滞在時間の短縮)
・現場滞在時間の短縮による患者への医療提供開始時間を短縮し、救命率の向上や搬送困難事例の減少
・病院及び救急隊における事務処理時間短縮

【NEXT Stage ER 問診システム概要】

問診システム利用イメージ
問診システムイメージ

【患者利用画面イメージ】

患者画面イメージ

【導入により期待される効果】

・完全非接触問診が可能であり医療従事者の感染リスク低減が可能
・来院前(病院HPなどでの公開により)からの患者情報把握による迅速なトリアージ実施が実現
・問診情報を電子カルテに連携することで業務効率化を実現

【問診システム導入病院の声】
地方独立行政法人岡山市立総合医療センター岡山市立市民病院 救急センター長 桐山英樹
岡山市内の新型コロナウイルス感染症患者拡大に伴って、自治体病院として岡山市とその近郊の方々の健康を守るために多くの感染患者・感染疑い患者さんへの対応を実施してきました。
市民の皆様の健康を守る一方で、職員への感染防止にも努める必要があります。
そのような観点からTXP Medicalが提供する問診システムは患者さんとの非接触が実現できており医療従事者の感染リスク低減に非常に効果的です。
これまで延べ200人以上の患者に利用しております。
また、問診の結果はQRコードを利用して電子カルテにも取り込めるので、事務処理の負担も少なくコロナ対応で忙しい現場としては非常に助かっております。

【会社概要】
会社名:TXP Medical 株式会社
設立: 2017年8月
所在地:東京都文京区本郷七丁目3番1号 東京大学南研究棟252室
代表:代表取締役 園生 智弘
資本金:165,694,004円

事業内容: 
① 急性期データシステムの開発と提供
② 医療関連言語処理技術の開発と提供
③ 医療AIプログラムの基礎開発
④ 医療関連データの解析

コーポレートサイト :https://txpmedical.jp

代表略歴

●2010年東京大学医学部卒、日立総合病院救命センター・集中治療科医師
●東大病院・茨城県日立総合病院など複数の救命センターでの臨床業務に従事するとともに、救急医として在宅医療・離島医療も経験
●救急科専門医・集中治療専門医・米国ECFMG certificate (米国臨床研修許可証)
●医師になった当初より臨床業務の傍ら複数の医療現場データシステムの開発を主導
●成果の科学的な発信を目的として、臨床研究の実施経験も積む
●英文原著論文 34本 (2020年9月時点)
●ポート株式会社の遠隔医療アドバイザーとして、ベンチャーにおける事業開発業務に従事
●2018年SIP AIホスピタルによる高度診断・治療システム主任研究者 
●日本救急医学会  AI研究活性化特別委員会 委員

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