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【3/1開催ウェビナー】次世代のリアルワールドデータ研究に向けて:カルテテキスト解析による新たなエビデンスの創出

3/1開催ウェビナー_1

TXP Medicalは病院・自治体向けの救急医療DX事業のほか、製薬企業向けに臨床研究支援サービスや治験のフィージビリティ調査・リクルーティング支援サービスなど、医療データを活用したサービスを展開しております。その分野は救急領域に限らず、がんや希少疾病を含みます。

現在リアルワールドデータ研究が救急、がん、生活習慣病、希少疾患など分野を問わず盛んに行われておりますが、一方で、より質の高いエビデンスを創出するために、さらなる情報の付加が必要です。

情報の付加には、遺伝子情報やスマートフォンアプリによる日常生活のデータなど様々な手段がありますが、TXP Medicalは従来の診療報酬データや検査値の情報だけでなく、病院内のカルテテキストを加えることで、より実臨床に沿った新たなエビデンスの創出を目指しています。

カルテテキストは医師や看護師が記載する診療録であり、弊社が構築するデータウェアハウス(DWH)を用いることで解析することができます。既存のデータベースでは抽出困難であった臨床診断名や予後、交絡因子、さらにはQOLなどの患者中心のアウトカムなどを抽出することが可能となり得るため、バリデーション研究への活用などその期待は大きいと考えられます。

本ウェビナーでは現行のリアルワールドデータ研究の特徴と課題をとりあげつつ、カルテテキスト情報を付加することの可能性と留意点について取り上げます。

【ウェビナー概要】
・現行のリアルワールドデータを活用した研究の紹介と特徴・課題
・カルテテキストを用いた研究のトピック
について、データサイエンティスト、医師の立場から語り、リアルワールドデータを用いた研究についてディスカッションを深めます。

【こんな方にオススメ】
・製薬企業でメディカルアフェアーズに従事されている方
・製薬企業で研究に関わる方
・製薬企業で医療データベースの活用を検討されている方
・カルテテキストの内容に興味がある研究者など

【ウェビナーへのお申込みはこちら】

■開催日時:2023年3月1日(水)12:00~13:00(開始5分前から入室いただけます)

■参加費:無料

■会場:ZOOM

■登壇者情報

筑波大学
医学医療系 准教授
岩上 将夫

筑波大学医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野 准教授、London School of Hygiene and Tropical Medicine (Honorary Assistant Professor)、社会医学系指導医、日本臨床疫学会専門家、日本内科学会認定内科医。国際薬剤疫学会誌「Pharmacoepidemiology and Drug Safety」 Associate Editor、日本薬剤疫学会誌編集委員、国際腎臓学会誌「Kidney International」 Editorial Board member。2008年 東京大学医学部医学科卒。東京大学医学部附属病院や徳洲会湘南鎌倉総合病院にて内科研修後、東京大学大学院公共健康医学専攻(公衆衛生学修士課程)、英国留学(London School of Hygiene and Tropical Medicine 疫学修士課程、博士課程)を経て、2018年より筑波大学に着任、2022年より現職。専門は内科学、薬剤疫学、臨床疫学。

TXP Medical株式会社
CSO(Chief Scientific Officer)
横浜市立大学大学院ヘルスデータサイエンス専攻客員講師
後藤 匡啓

福井大学医学部卒業。同附属病院救急部にて研修。Emergency Medicine Alliance・Japanese Emergency Medicine Networkのコアメンバーとして活動。救急専門医取得後、ハーバード大学公衆衛生大学院修士課程(2016年卒)ならびにマサチューセッツ総合病院救急部にて3年間臨床研究に従事。帰国後は東京大学大学院臨床疫学経済学講座にて研究活動を行い、現在TXP Medical社のCSOとしてデータ解析や臨床研究の指導を行っている。

TXP Medical株式会社
オンコロジー事業部 NEXT Stage Oncology開発責任者
TR法律事務所パートナー弁理士
埼玉県立がんセンター婦人科非常勤医
がん治療認定医
佐藤 雅和

2010年東京大学医学部卒業。日本赤十字社医療センターにて初期研修後、東京大学医学部附属病院、三井記念病院、埼玉医科大学国際医療センター、埼玉県立がんセンター等のいわゆるハイボリュームセンターで婦人科腫瘍の研鑽を積む。
英語論文は筆頭著者のみで約20編に及び、研究分野は癌代謝、幹細胞等の基礎分野から海外企業との共同研究、コンピュータビジョン・ディープラーニングの臨床応用など多岐に渡る。
現職にて、医療従事者の業務負担軽減とリアルワールドデータ集積を両立するプラットフォームを提供すべく、NEXT Stage Oncologyを開発、提供している。
弁理士の資格を有し、医工連携や知財戦略における医師の悩み相談といった、医療革新の種となる草の根活動もライフワークとしている。


本件に関するお問い合わせ先
TXP Medical株式会社 広報担当
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