Speech ERは、生成AIを活用した次世代型の音声入力カルテアプリです。
医師や看護師がスマートフォンに向かって話すだけで、電子カルテ記載に適した形式に自動変換します。紹介状やお薬手帳はOCRを用いて簡単にテキスト化されます。変換した情報はQRコード等を用いて簡単に電子カルテに取り込むことができます。
救急外来初療記録はもちろん、一般外来、一般病棟、入院時アセスメント、手術室、院内急変、リハビリ記録などあらゆる診療シーンに対応します。
「診療に集中しながら、記録業務を効率化したい」
そんな医療者の声に応えるべく、TXP Medicalが独自の生成AI技術で開発しました。
Speech ERの特長
生成AIによる高精度な情報抽出
従来の音声入力技術では、音声発話がそのままカルテに記載されるため、話す内容を考えながら発話する必要があり、修正の手間もありました。
Speech ERは、医療者の自然な話し方に対応し、発話内容を自動で整理、診療シーンに応じたカルテ記載に適したフォーマットに自動変換します。長文の中の離れた場所にある単語や情報も適切に関連づけますし、診療情報と無関係な情報は自動削除を行います。
音声データ自体も保管され、振り返りや記録の補助となります。医療辞書対応 – 略語や専門用語も正確に変換
医療現場では、略語や独特の言い回しが日常的に使われます。
Speech ERは独自開発の医療辞書を搭載し、医療専門用語や略語も文脈と利用シーンに合わせて正確に変換します。あらゆる診療シーンに対応
Speech ERは、医師の救急外来初療記録と看護師の時系列記録としてプレリリースされています。
今後、救急外来のみならず、一般外来、一般病棟、入院時アセスメント、手術室、院内急変、リハビリ記録などあらゆる診療シーンに対応予定です。各診療シーンに応じたテンプレートをスムーズに切り替え可能としています。
文書や会話の翻訳アプリ機能や医学教育(臨床意思決定支援)の機能も追加を予定しています。
こんなシーンで活用できます
Speech ERは、救急部門に限らず、病院内のあらゆる診療シーンで活躍します。
救急外来(ER) – 初療記録と、時系列記録の作成に対応。プレホスピタルでの利用も可能。
一般病棟 – 回診しながら記録を作成できる。入院時アセスメントに利用可能。
一般外来 - 診療記録や予診記載に利用可能。
手術室 – 手術記録をリアルタイムで作成
IC記録 - 患者説明の記録を音声データとともに作成可能。
リハビリ記録・持参薬チェックOCRの利用
紹介状のような紙媒体の文書、お薬手帳、バイタルサインモニター等は、スマートフォンカメラを利用したOCRで直ちにテキスト化されます。
TXP Medical の救急隊向けのアプリケーションで磨き上げたOCR技術の精度は業界トップクラスです高度なセキュリティ – 医療情報を安全に管理
Speech ERは、国内法に準拠したAIエンジンを採用し、医療情報ガイドライン(3省2ガイドライン)に対応しています。電子カルテ端末のネットワークはオンプレミスであったとしても、QRコードを活用した非接続型データ転送により、電子カルテとの安全な連携を実現しています。
病院ごとのセキュリティ要件に応じた柔軟な運用が可能であり、院内環境でのシステム構築やカルテ連携機能をサーバー間連携とすることも可能です。(追加費用)
Speech ERによって、カルテ記録の時間を最大70%削減、医療者が本来の業務に集中できる環境を実現します。
詳しく知りたい方へ
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Speech ERが、医療現場の記録業務を革新します。