ニュース

第69回日本糖尿病学会年次学術集会 第18回アジア糖尿病学会学術集会にてランチョンセミナーを開催『糖尿病領域に役立つ臨床研究DX~生成AI活用、OCR、ePROまで~』

TXP Medical株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:園生智弘)は、2026年5月21日(木)、第69回日本糖尿病学会年次学術集会 第18回アジア糖尿病学会学術集会において「糖尿病領域に役立つー臨床研究DX~生成AI活用、OCR、ePROまで~」と題したランチョンセミナーを開催いたしました。
座長は、河盛段先生(大阪大学医学部附属病院 卒後教育開発センター 病院教授)にお務めいただき、弊社代表医師の園生智弘とオンコロジー事業統括の佐藤雅和が登壇いたしました。

当日は、約150名の皆様にお越しいただき、盛況のうちに終了いたしました。参加者からは、医療現場へのAIやローカルLLM導入におけるセキュリティ対策やデータ確認作業を効率化する実務的な課題が議論されました。さらに、技術の導入を真の働き方改革(タスクシフト)へ繋げるためには、システム構築だけでなく、それを受け入れる現場の運用体制と熱意が不可欠であると強調されました。
本セミナーへ足を運んでくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

■ セミナーの背景と目的

近年、医療現場におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)や生成AIの活用が話題となっていますが、臨床現場や臨床研究で実務に利用している事例はまだ限られています。本セミナーでは、救急・集中治療領域からスタートしたTXP Medicalの技術をベースに、糖尿病領域で役立つことが期待される最新のAI・デジタル技術について紹介いたしました。

■ 講演内容のハイライト

1. 入力支援技術:OCRやDWH構築によるデータ入力支援

従来は電子カルテのデータを手動で転記することで学術研究の多くは行われていました。本講演では、OCR技術によるデータの文字化、さらにカルテベンダーごとに異なるデータ規格を標準化するDWH構築などを通じて、臨床研究データの収集効率を飛躍的に高める取り組みを紹介させていただきました。

2. 生成AIの活用:生成AIによる要素情報抽出、研究システム作成におけるAIコーディング

生成AIを用いることで、電子カルテ等の中の非構造化テキストデータから要素情報を抽出し、それをレジストリ登録に活かすことができます。クローズドのLLM(院内GPU)では限界が一定あるものの、LLMを適切に用いることで、レジストリ登録の自動化が可能となる未来についてお話しさせていただきました。さらに、昨今話題のAIコーディングにより、研究システムの研究者による構築のハードルが下がっていることも、実際の開発事例を通じてご紹介させていただきました。

3. ePROの幅広い活用方法の紹介

「糖尿病領域に役立つ臨床研究DX」と題し、ePRO(電子的患者報告アウトカム)や生成AIの活用に関する講演を行いました。
講演では、ePROを単なる臨床研究のツールに留めず、「患者の情報基盤」として広く考え、柔軟に医療現場で導入していくための工夫について考えました。
また、ePROが抱える「患者の入力疲れ」「医療側のデータ過負荷」といった現実的な課題にどう対処していくか、生成AIとルールベースのプログラムを融合させた再現性のある問診システムの構築や生成AIによるサマライズなどの具体的な解決案を提示しました。
生成AIを用いて誰でも簡単にePROインターフェースを短時間で構築できることを供覧しながら、AIとの融合がもたらすプレシジョン・メディシンの未来とこれからの臨床・研究の可能性を強調しました。

1
2

本セッションは、糖尿病領域における生成AIの可能性と、研究業務の課題解決について考える非常に有意義な機会となりました。

今後もTXP Medicalは、現場の声に寄り添いながら、データ活用や生成AIを通じて、医療DXの推進に取り組んでまいります。

■ セミナー概要

名称:第69回日本糖尿病学会年次学術集会 第18回アジア糖尿病学会学術集会ランチョンセミナー16
テーマ:糖尿病領域に役立つー臨床研究DXー~生成AI活用、OCR、ePROまで~
座長:河盛段 先生(大阪大学医学部附属病院 卒後教育開発センター 病院教授)
演者:園生智弘(TXP Medical 代表取締役 救急集中治療医)
   佐藤雅和(TXP Medical オンコロジー事業統括 がん治療認定医/婦人科腫瘍専門医/医学博士)
日時:2026年5月21日(木) 11:50~12:35
会場:リーガロイヤルホテル大阪 2F ペリドット 第18会場
共催:第69回日本糖尿病学会年次学術集会 / TXP Medical株式会社

【本セミナーに関心をお持ちの皆様へ:臨床研究に関する個別相談を承ります】

TXP Medicalは、各種臨床研究のデータシステム構築を承っております。本セミナーでご紹介した生成AIやデータ活用技術も含む、臨床研究に関わる個別のご相談を随時承っております。弊社専門チームが詳しくヒアリングさせていただきます。

お問い合わせはこちらから:
https://txpmedical.jp/contact

・関連URL:

ALL NEWS
お問い合わせ