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東京消防庁INNOVATION PROJECTにて生成AIを使った実証実験を実施

2025年3月7日(金)、東京消防庁において「東京消防庁INNOVATION PROJECT」の一環として、救急活動における情報管理の効率化を目的とした実証実験の第2回目を実施しました。 本実験では、「NSER mobile」の新しい機能である生成AIを活用し、外因性・内因性の2パターンの傷病者を想定したシミュレーションを行いました。119番通報の受信から状況聴取、傷病者の状態・個人情報の記録、搬送先決定までの一連の流れを検証しました。

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実証実験では、「NSER mobile」において通常はタブレットで入力するところを、両手が自由に使えるよう腕にベルト装着するタイプのスマートフォンと無線マイクを使用し、救急隊の現場活動と同時並行して情報処理を行えるように工夫しました。 

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日本で初の試みである生成AIによる救急隊員の音声入力から必要情報を自動的に取捨選択してデータ化・傷病者状況をサマリー化して医療機関(実証実験では警防本部等)へ送信できる機能は、スムーズに利用できました。 

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第3回は実際の救急車での搬送業務でのシミュレーションを予定しています。


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