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TXP Medicalが外資系製薬企業の急性期治験における患者リクルートの支援を実施

TXP Medical株式会社(代表取締役CEO:園生 智弘、以下、TXP Medical)が開発した「NEXT Stage ER」が、大手外資系製薬企業が実施する治験の被験者リクルートに活用開始されました。

「NEXT Stage ER」は、全国約80病院へ提供している救急外来業務支援システムであり、救急外来を受診するあらゆる患者情報を搬送前から来院後まで一貫して記録しています。

急性期領域の治験は、以下のような課題を抱えています。
・対象患者の迅速な特定が難しい
・短時間での同意取得が困難
・24時間体制や多職種連携の負担が大きい
・リアルタイムの記録・データ収集が困難

「NEXT Stage ER」は、これらの課題に対し、リアルタイムでの候補患者の抽出・通知や治験プロセスの効率化を実現し、治験の円滑な推進を支援します。

本治験ではプロトコール(治験実施計画書)の選択・除外基準に定められた検査値や主訴、バイタルサインなどをNEXT Stage ERへ事前に登録し、日常診療で患者さんの情報が登録されると自動的にスクリーニングを実施。治験組み入れ基準に合致する場合にポップアップにて院内の医師やCRCなどの医療従事者へ治験候補患者であることを即時通知いたします。検査値などに基づいた定量的なスクリーニングにより、医師が選択・除外基準を確認する負荷を軽減するとともに、治験の候補となる患者が機会を逃すことなく治験に参加できる機会を提供いたします。

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【TXP Medicalのリアルワールドデータ(RWD)サービスの特長】
TXP MedicalのRWDサービスは同社の急性期医療向け部門システムであるNEXT Stage シリーズに付随した研究支援サービスです。構造化された急性期医療データに加え、電子カルテ内の900項目を超える検査値、バイタルサイン、DPCデータ等を全病院共通規格で蓄積したデータウェアハウス(DWH)を用いることで、真の疾患実態をRWDに基づいて明らかにすることができます。

豊富な臨床経験もしくは研究経験を有した医師チームによる、研究デザイン立案、データ解析支援、論文化サポートまで一貫したサービスを提供します。NEXT Stageシリーズの現場タッチポイントを用いた疾患啓発、被験者リクルートや、医療従事者や救急隊向けのアンケートサービス、医療現場の見学により疾患理解を深めるサービス等も提供しています。

【TXP MedicalのNEXT Stageシリーズについて】
TXP Medicalの急性期医療向け部門システムである NEXT Stageシリーズ は、急性期医療データを自動構造化し、蓄積するシステムです。さらに、電子カルテ内の900項目を超える検査値、バイタルサイン、DPCデータなどを全病院共通規格で蓄積したデータウェアハウス(DWH) を活用することで、疾患の実態を Real World Data(RWD) に基づいて定量的に明らかにすることが可能です。
NEXT Stageシリーズでは、現場のタッチポイントを活用した疾患啓発、医療従事者・救急隊向けのアンケートサービス、医療現場の見学を通じた疾患理解促進のサービス を提供しています。また、豊富な臨床経験および研究経験を有する医師チームによるデータ解析支援、論文化サポート も実施しています。

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