2023.04.04
NEWSこの度、TXP Medicalは「情報処理システム」についての特許を新たに取得いたしました。
■特許の概要
・発明の名称/情報処理システム(リアルタイムデータ構造化)
・特許番号/特許第7240707号
・特許権者/TXP Medical株式会社
・発明者/園生 智弘
・特許取得日/令和5年(2022年)3月8日
■特許取得の内容
既往歴・内服薬情報に関して、電子カルテ等で平文で記載したものを、自動的に構造化し、表示されることにより、ユーザーである医師が情報を修正したりすることで、綺麗な構造化データベースに変換されるという特許
テキストを構造化するプログラムや技術は様々な方法がありますが、当該特許では、平文を構造化、さらに、画面上で左に平文、右に構造化データが配置された箇所全てに適用されうる特許でありTXP Medicalが有する技術の最重要特許の一つです。
弊社プロダクトNextStageシリーズでは標準装備となっている技術で、平文と、構造化後の画面が左右で表示されることにより、ユーザーに構造化のデータの修正を促し、きれいな構造化データとなるところが独自性のポイントです。
救急外来受診患者情報を自動で標準化・構造化し、さらに、修正をユーザー自身に促すことで、研究や、統計に必要なデータを正確に短時間で取得できる仕組みです。

今回の特許取得で当社の特許は下記3件に加えて、4件となりました。
【特許第7179268号(発明の名称:診療情報管理システム)】
・発明者/園生 智弘
・特許取得日/令和4年(2022年)11月18日
・内容
いわゆる主訴・現病歴・既往歴というヘッダー付きの平文形式で記載された救急初診のカルテ記載に関して、情報の属性とコンテンツを文字列で自動判別し、標準化された、主訴、既往歴、診断名などの情報を抽出するプログラム。
【特許第6902745号(発明の名称:診療情報管理システム)】
• 発明者/園生 智弘
• 特許取得日/令和3年(2021年)6月24日
• 内容
弊社システムである「NEXT Stage ER」において、病名や薬剤の情報を、区切り文字を識別して分割して標準化する処理に関する特許です。さらに、表記揺らぎを是正する辞書と組み合わせたアルゴリズムとして、「NEXT Stage ER」の既往歴・診断名・内服薬等の記載欄に組み込まれています。
【特許第6820528号(発明の名称:電子カルテシステム)】
• 発明者/園生 智弘
• 特許取得日/令和3年(2021年)1月7日
• 内容
医療関連のデータシステムに臨床病名の記載欄を設け、臨床病名の辞書による標準化結果と、処置コードにて格納される実施処置の適応病名を照合し、レセプト請求上追加が必要で、かつ、最も臨床病名とマッチするカルテ登録病名付与の自動化を実現する発明です。
なお、特許の詳細については、J-PlatPatで公開情報として閲覧ができます。