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北九州市で運用スタート。救急医療DXで市民の命を救う救急搬送連携システム「NSER mobile」 福岡県で初!

救急医療DXで市民の命を救う 救急搬送連携システム「NSER mobile」 福岡県で初!北九州市で運用スタート (1)

北九州市が、TXP Medical株式会社(本社:東京都千代田区、代表:園生 智弘)が展開する救急搬送連携システム「NSER mobile」にて、救急搬送のDXについての実証実験を2023年4月25日より開始したことをお知らせいたします。
救急隊の業務効率化と適切な救急搬送体制の構築を目的に、北九州市消防本部での利用が始まっています。
「NSER mobile」を利用することにより、患者の搬送先がなかなか決まらない「救急搬送困難事案」を防ぎ、患者にいち早く治療を施すとともに、隊員の負担軽減につながる

実証実験詳細患者の搬送先がなかなか決まらない「救急搬送困難事案」を防ぎ、患者にいち早く治療を施すとともに、隊員の負担軽減につながる
期間:2023年4月25日から2024年3月31日
エリア:北九州市

北九州市での救急搬送連携システム導入について

救急搬送連携システム「NSER mobile」は、救急隊-病院間の情報共有や、救急活動報告書作成を効率化するアプリケーションです。このシステムの利用により、病院と救急隊のミスコミュニケーションリスクを低減し、搬送受け入れ先病院が決定するまでの時間短縮と救急搬送体制の可視化と向上が期待できます。また、救急活動報告書の作成補助機能や、傷病者の予後情報共有機能を利用することで、救急隊員の書類作成業務にかかる負荷を削減できます。「NSER mobile」は、2020年にサービス提供を開始し、全国19都市で実際の救急搬送に対して運用され、のべ70,000件以上の実際の救急搬送に本システムが利用されてきました。(2023年5月現在)今後も政令指定都市を含むさまざまな自治体への導入が決定しています。
今回、北九州市では、北九州市全域の救急告示病院を対象として、実証実験を行います。
実証実験は、利用する隊・範囲を3STEPにてひろげ、全救急隊(28隊)へ導入し、効果測定を行います。

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「NSER mobile」について

「NSER mobile」は、救急隊-病院間の情報共有や、救急活動報告書作成を効率化するアプリケーションです。「NSER mobile」の利用により、病院と救急隊のミスコミュニケーションリスクを低減し、搬送受け入れ先病院が決定するまでの時間短縮と救急搬送体制の可視化と向上が期待できます。また、救急活動報告書の作成補助機能や、傷病者の予後情報共有機能を利用することで、救急隊員の書類作成業務にかかる負荷を削減できます。2020年にサービス提供を開始し、国内19自治体のべ70,000件以上で利用されています。
2021年に開始した鎌倉市におけるNSER mobileの実証実験では、救急隊と病院間の平均通話時間が22%短縮したなどの成果があります。

AI 入力支援
「NSER mobile」では、OCRの機能で、運転免許証、心電図、お薬手帳の情報をスマートフォン、タブレット端末へ早く正確に文字化し入力します。
救急隊が処置などで手が塞がっている状態や騒音環境下でも、手書き文字起こしにより簡単に入力が可能です。
オートログイン機能、音声コマンド入力機能※、画像解析機能※を搭載しており、クリティカルな臨床現場での処置と同時記録を実現できます。※一部特許出願中

医療機関との即時情報連携
救急隊から臨床情報や写真情報を医療機関へ送信ができるため、搬送先調整時間を大幅に短縮ができます。患者受入先の医療機関では患者の状況が画像や数字で理解できるため、必要な医療材料や検査が想定でき、到着後すぐの処置が可能となります。

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【サービス概要】
NSERmobile Webページ
【サービスに関するお問い合わせ】
TXP Medical株式会社 救急事業部
MAIL:txp99@txpmedical.com

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