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山形市長を表敬訪問 ― 日本DX大賞 地域DX大賞 受賞を受けて

TXP Medical株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:園生智弘)は、2025年7月「日本DX大賞2025」において、山形市消防本部と共同で取り組んだ救急医療DXプロジェクト「NSER mobile」導入事例が【地域DX部門 大賞】を受賞いたしました。

この受賞を受け、2025年8月28日、医療DX事業部 部長の大西裕は、山形市消防本部 消防長 浅井幹太氏とともに山形市長を表敬訪問いたしました。

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受賞の背景

山形市では、人口減少や高齢化の進行に伴い、救急搬送の現場で「搬送困難」や「医療資源の偏在」といった課題が顕在化していました。TXP Medicalは、消防・医療機関・行政が一体となった取り組みを支援し、救急搬送時の情報共有を円滑化するシステム「NSER mobile」を導入。これにより、連絡電話の回数の大幅減少、不要な転院搬送の削減、医療機関での初期対応の迅速化、救急隊の書類業務時間の減少といった具体的な成果が得られました。

こうした実証成果と社会実装の意義が評価され、全国の自治体が参考にできるモデルとして日本DX大賞の地域部門における最高賞である大賞を受賞いたしました。

表敬訪問の様子

表敬訪問では、市長に対し、受賞の経緯と今後の展望について報告を行いました。浅井消防長からは「現場の救急活動を支える取り組みとして大きな成果を実感している」との言葉があり、大西からも「地域DXの先進事例として、さらに広く展開していきたい」との抱負を述べました。

また、市長からは「本取り組みをDXの好事例として全国へ広げていきたい」とコメントがあり、行政としても引き続き積極的に支援していく姿勢が示されました。

今後の展望

TXP Medicalは、今回の受賞を契機に、山形市消防本部との協働を一層深めつつ、このモデルを全国へと広げ、救急医療の質向上と持続可能な地域医療体制の構築を推進してまいります。

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