2024.05.29
プレスリリース浜松市の救急DX、着々と進行中 救急搬送支援システムNESR mobileを利用した実証実験、7月も実施
救急医療における医療データプラットフォーム事業を推進するTXP Medical株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:園生 智弘、以下TXP)と浜松市は2024年3月29日に、救急搬送支援システムNSER mobileを利用した救急搬送の第1回実証実験を行いました。第1回の実証実験のアンケート結果を踏まえて、第2回実証実験を2024年7月5日に行います。全3回の実証実験後は効果検証のデータに基づき、救急搬送支援システムの有効性について検討が開始される見込みです。
第1回実証実験の内容(実施済み)
浜松市消防局と関係医療機関や浜松市スタートアップ推進課も参加し、リハーサルと当日の2日間で行いました。
実搬送ではなく、浜松市で想定される搬送シナリオを用意し、従来の運用とNSER mobileを利用した運用を比較しました。
搬送シナリオは浜松市の実情を考慮し脳卒中、大腿骨頸部骨折、交通外傷の3種類を用意し、計4セット(約3時間)行いました。
時間計測とアンケートを実施し、有益な点と課題点の洗い出しを行いました。
第2回実証実験の内容(実施予定)
第1回の課題点を改善し、新たなシナリオで実施する予定です。
リアリティを高め、受入要請が複数回にわたる事案と、医療機関側との交渉を含むシナリオを追加します。
デジタル事後検証を目標として、消防OAシステム ※1との連携の検証を行います。
※1)OAシステムとは
119番通報に対応する指令管制を支える指令台システムと連携している、消防局の事務基幹システム
今後の実証実験の予定
2024年度7月5日 第2回
2024年度9月中 第3回