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日本蘇生学会 第43回大会にて「蘇生 / ICU 研究のDX」をテーマにランチョンセミナーを開催しました

2024年12月6日(金)、埼玉県さいたま市の大宮ソニックシティにて開催された日本蘇生学会 第43回大会において、TXP Medical主催のランチョンセミナー「蘇生 / ICU 研究のDX」を開催しました。
本セミナーでは、公立昭和病院院長の坂本哲也先生を座長にお迎えし、香港大学のYeung Pui Ning Pauline先生、大阪急性期・総合医療センターの木口雄之先生、そして弊社代表取締役の園生智弘が登壇し、デジタルトランスフォーメーション(DX)が蘇生やICU研究に与えるインパクトについて議論を深めました。

開催概要
学会名: 日本蘇生学会 第43回大会
日程: 2024年12月6日(金)12:00〜12:50
会場: 大宮ソニックシティ 第1会場 小ホール(埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5)

座長: 坂本哲也先生
(公立昭和病院 院長)

演者1: Pui Ning Pauline Yeung先生
(Clinical Assistant Professor, Critical Care Medicine Unit, School of Clinical Medicine
LKS Faculty of Medicine, The University of Hong Kong)
Pui Ning Pauline Yeung先生は、Asia-Pacific Extracorporeal Life Support Organization (APELSO)のメンバーとして、TXP Medicalとの共同プロジェクトである急性呼吸促迫症候群 (ARDS)患者を対象としたレジストリ構築に関する取り組みを紹介しました。特に、光学的文字認識(OCR)技術を用いたレジストリ登録の詳細について説明し、この技術がどのように臨床データの正確性と収集効率を向上させているかを示しました。

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演者2: 木口 雄之 先生
(大阪急性期・総合医療センター 救急診療科 副部長)
木口雄之先生の講演では、病院外心停止に対する包括的治療体制の構築に関する研究(CRITICAL研究)の10年にわたる取り組みを通じて蓄積された23,698例のデータを活用し、院外心停止の救命率向上を目指すレジストリ研究の成果と今後の展望が紹介されました。また、症例自動登録システムやショートメッセージサービス(SMS)活用による業務効率化を図る新たな取り組みを通じ、レジストリ研究の進化について具体例を挙げながら提示されました。

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最後に、TXP Medical株式会社の園生智弘(代表取締役/医師)より12月上旬にリリースしたばかりの新サービスである生成AIを用いた、急性期病院向け音声入力アプリ「Speech ER」の紹介をいたしました。

蘇生学会2024_3


【関連リンク】
世界最大人口規模のECMOコンソーシアム Asia-Pacific Extracorporeal Life Support Organization 主導のアジア太平洋地域での共通レジストリ(疾患登録システム)を、TXP Medical株式会社が構築。共同プロジェクトスタート。

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