2024.12.25
NEWSTXP Medicalの救急医療情報システムNSER mobileをエジプトの救急救命士に紹介
2024年12月4日、日本とエジプト政府間で結ばれた「エジプト・日本教育パートナーシップ(EJEP)」のもと、国士舘大学が実施している「病院前救急医療研修プログラム」の中で、Egyptian Ambulance Organizationの救急救命士10名に対してTXP Medicalの救急医療情報システム「NSER mobile」を用いたデモンストレーションの機会をいただきました。
デモンストレーションの概要
東海大学医学部付属病院と秦野市消防本部の多大なるご支援のもと、NSER mobileを活用した救命救急の実践的なデモンストレーションを行いました。当日は以下の内容を通じて、エジプトの救急救命士に日本の最新の救命救急技術を紹介する機会となりました。
救急医療情報システムNSER mobileを用いたオペレーションの紹介
秦野市消防本部の皆さまが救急車や救急現場での活用方法をデモンストレーションを交えながら説明し、システムが持つ迅速な情報共有機能や患者管理の効率化について実演しました。
また、健康保険証と一体化したマイナンバーカードを現場で読み取り、かかりつけ医や薬などの情報を把握する救急業務(マイナ救急)のデモンストレーションも行いました。
東海大学医学部付属病院 高度救命救急センターの見学とウェブダッシュボードの紹介
緊急度の高い患者を受け入れる流れや、医療チームがどのように連携して治療を行うか見学をしました。
NSER mobileから病院に送られてくるデータの救急外来での見え方や運用方法の紹介を通じて、TXP Medicalの技術がもたらすソリューションを詳細にご覧いただきました。
参加者からは「自国での救命救急活動に活かしたい」という感想が多く寄せられ、NSER mobileが持つ可能性を実感していただけたことが伺えます。
今回の取り組みを通じて、エジプトにおける救命救急体制の発展に寄与する一助となることを願っています。
最後に、この機会を提供いただきました国士舘大学、東海大学医学部付属病院ならびに秦野市消防本部の皆さまに深く感謝申し上げます。