インドネシア麻酔・集中治療学会のウェビナーに弊社海外事業責任者が登壇しました

2025年9月5日(金)、インドネシア麻酔・集中治療学会(Perhimpunan Dokter Spesialis Anestesiologi dan Terapi Intensif Indonesia:PERDATIN)主催のウェビナー「AI Utilization in ICU Field」が開催され、TXP Medicalの海外事業責任者が登壇しました。

当日は30分間の講演を行い、集中治療室向けシステムICU Bridge の特徴を紹介しました。ICU BridgeはAI-OCRを用いてベッドサイドモニターや検査結果の数値を自動でデジタル化し、ICUチャートを作成することで医療従事者の負担を大幅に軽減するソリューションです。講演では実際の運用動画を用いながら、現場での使い勝手や効率化の効果を示しました。
さらに、国際学会Asia Pacific Extracorporeal Life Support Organization(APELSO)にて発表された研究論文の成果を紹介し、3国のICUを対象にAI-OCRを用いたデータ入力システムを評価、結果に触れました。

本ウェビナーには、インドネシア各地の集中治療医、看護師、関連分野の専門家を中心に約400名が参加し、講演後の質疑応答では、「日本のICUにおけるAIの活用の現状」やAI-OCR機能に対する質問が挙がったほか、「ICUは病院にとって負担と見なされることが多く、機器整備や人材育成が不十分なまま悪循環が続いている」というコメントもありました。これに対しては、「だからこそ、ICU Bridgeのようにデータ収集や業務効率化を支える仕組みは大きな貢献になる」との声もあり、現場の課題解決に向けた期待が示されました。
さらに「地方のICUに配置される麻酔科医には正当な報酬と待遇が必要。犠牲に見合う対価がなければ持続性がない」といった意見も寄せられ、人材確保の難しさが浮き彫りになりました。こうした状況に対し、ICU Bridgeは人材不足を補完し、医療体制の持続性を高める有効な手段となり得ます。

TXP Medicalは、今後もインドネシアをはじめ、世界各国の医療現場においてAIを取り入れた実践的なソリューションの提供、デジタル化の推進に貢献し、集中治療の質の向上を目指してまいります。


【プログラム概要】
日時:2025年9月5日(金)08:45 – 11:00 (WIB)
AI Utilization in ICU Field

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